【UNDERTALE】ケツイみなぎる勇気の楽曲「ゲームサントラおすすめ曲紹介」
↑ゲーム (Switch版)
こんにちは。日パンダです。
今回ご紹介するのは、
「UNDERTALE」のサントラです。
Steamで日本語版をプレイして以来、
「こんなに名曲ぞろいの作品が
まだこの世に生まれてくるのか!!」
と衝撃を受けた作品です。
※記事にはストーリーのネタバレを含んでおります。
プレイしたことない方は人生の楽しみを
大きく奪ってしまいますので、
プレイ後に見に来ていただけると幸いです。
ゲーム概略
「UNDERTALE」は
2015年に製作者Toby Fox(トビー・フォックス)より
インディーズながらも
売上は100万本以上 、
あらゆる賞で何年にも渡り、
受賞およびノミネートされています。
現在はPC以外に、
展開されています。
トビー・フォックスはゲームのほぼ全てを
1人で作り上げており、
制作資金はクラウドファンディング、
開発期間は2年以上とのこと。
「誰も死ななくていいやさしいRPG」という
キャッチコピーの下、
プレイ中にモンスターを殺すのか、
話しかけて逃がすのか、
その選択肢によってストーリーは分岐します。
また、戦闘システムは独特で、
RPGのコマンド式で行動を選択し、
攻撃の際は「スーパーマリオRPG」のように
タイミングよくボタンを押す必要があり、
受ける方は「東方Project」のシューティングゲームのように
弾を避けるようになっています。
また、逃がすためにはコマンドとして
話すを選ぶ必要がありますが、
「真・女神転生」のようにモンスターの特徴に合わせて
どんな話し方にするのか選択肢を選ぶようになっているので、
モンスターまで記憶に残りやすく、愛着がわいてきます。
ちなみに「UNDERTALE」の姉妹編、
「DELTARUNE」も発売されています。
こちらは未プレイですが、
曲は相変わらず素晴らしいものがたくさんありますよ!!
あらすじ(Wikipedia引用)
かつて地球では「ニンゲン」と「モンスター」と呼ばれる
二つの種族が対等に暮らしていました。
やがて2つの種族の間で戦争が起こり、
長い戦いの末に勝利を収めたニンゲン側が地上を支配する一方で、
モンスターは地底へと追いやられました。
そしてニンゲンは地上と地底を繋ぐ唯一の入口である
イビト山のゲートを魔法のバリアで封印し、
モンスターたちを地底に閉じ込めました。
「UNDERTALE」の舞台となる「ちていのせかい」は、
そのモンスターたちの領界であり、
ゲームは、201X年に1人のニンゲンの子供が
地底に落ちるところからスタートします。
攻略できるルートは3つ、
中立ルート (Nルート：neutral run)
モンスターを一体でも殺した場合、
またはこのルートをクリアしていない場合に
見ることができます。
平和主義ルート (Pルート：pacifist run)
モンスターを一体でも殺さない場合、
さらに一度ゲームをクリアしている場合に
見ることができます。
虐殺ルート (Gルート：genocide run)
すべてのエリアで殺害可能なモンスターを
殺しつくした場合に見ることができます。
このルートをプレイ・クリアした場合、
このセーブデータは二度と
理想の世界を築くことは無くなるでしょう。
サントラ概略
作曲者：Toby Fox(トビー・フォックス)
本作は全てトビー・フォックスが制作しており、
90%以上を本作のために作曲したそうで、
その楽曲数は103曲にもおよんでおり、
どれもがその時のプレイ状況に合っています。
それもそのはず、どのシーンもプログラムよりも
先に楽曲を作るようにしたそうで、
そのおかげでシーンの演出がやりやすかったとのこと。
公式サントラはゲームとともに発売されており、
さらにはアレンジアルバムはいろいろな方々により、
次々発売されています。
Amazonプライムに入会されている方は、
Amazon プライムmusicから
ストリングスアレンジやピアノアレンジ、
8-bitアレンジまで多種多様なアレンジを楽しめます。
原曲の良さがあるので、
どのアレンジも違う味わいがあってとても素晴らしいです。
登録されている方はすぐにお聞きできますし、
登録したことない方なら30日間は無料で
お楽しみいただけますので、是非楽しんでみてください。
おすすめ楽曲、感想 (ここよりネタバレあり)
MEGALOVANIA
Gルートのボス、最強にて最弱のサンズ戦で流れます。
他のルートでは楽しく、
小気味よいジョークをとばしていた彼が、
Gルートでは世界を守るために、
虐殺を繰り返す主人公の前に立ちはだかります。
攻略難易度は他のゲームと比べても群を抜いて難しく、
何度もプレイすることになるので
記憶に残る曲になります。
ロックとチップチューンが入り混じった
重厚で飛び交うような音の激しさは、
まさに怒涛の攻撃を繰り出され続けている状況を
象徴しているかのようです。
他の曲は本作「UNDERTALE」のために制作されていますが、
この「MEGALOVANIA」だけは例外で、
「MOTHER2」のROMハック(改造したソフト)や、
使用されたもののアレンジになっています。
下の動画でそれぞれの楽曲が一度に楽しめます。
↓「MEGALOVANIA」の歴史
【解説】歴代 MEGALOVANIA（メガロヴァニア） の歴史（聴き比べ）【UNDERTALE / アンダーテール】
きょうは ステキな日だ
はなが さいてる ことりたちも さえずってる
こんな日には お前みたいな ヤツは・・・
じごくで もえて しまえば いい
Fallen Down (おちてきた子)
Undertale OST: 004 - Fallen Down
トリエルが登場する際に流れます。
右も左も分からないまま突然襲われた主人公、
そこを助けてくれたトリエルの穏やかさと温もりを
感じ取れる一曲です。
Shop (いらっしゃいませ)
スノーフルの町にあるショップで流れます。
スノーフルの町に流れる曲のアレンジです。
町の曲も穏やかで心地よいものですが、
こちらの方が明るく、少しポップになっており、
気分が明るくなります。
ゆったりとしたリズムの伴奏があるところに、
フルートで吹かれているようなメロディに伸びがあって、
ふんわりした印象を受ける名曲です。
CORE (コア)
コアという場所へ向かう途中、フィールドで流れます。
高音の透明感のある伴奏に加えて、
シンセサイザーの主張が強い
テクノポップ調の曲です。
サビでは鉄琴のような音で鳴らされた
きれいでリズミカルな伴奏によって
メロディアスな曲に仕上がっています。
Death by Glamour (華麗なる死闘)
Undertale OST: 068 - Death by Glamour
メタトンEXとの戦闘で流れます。
3つのパートに分けられたメドレーアレンジ形式です。
・初めはエリアのBGM「Core」
・途中はメタトンとの通常バトルで流れる「Metal Crusher」
・終盤はメタトンのテーマ「It's Showtime!」
エンターテイナーであるメタトンにふさわしい
ノリの良いリズミカルな曲調で場を盛り上げますが、
終盤のサビでは最高潮の盛り上がりながらも
哀愁さえ感じ取れる不思議な魅力の曲です。
スリル！ ロマンス！ バイオレンス！
Battle Against a True Hero (本物のヒーローとの戦い)
Undertale Ost: 098 - Battle Against a True Hero
Gルートのアンダインとの戦闘で流れます。
主人公がモンスターの子供を殺害する際、
子供をかばい、瀕死の状態になったアンダインが
ケツイの力で息を吹き返し、さらに強力になって立ちふさがる。
その戦いの始まりに流れる一文、
「ゆうしゃが あらわれた」
ヒーローはモンスターであり、
悪は主人公だとゲームが示している、
こんな状況で流れます。
ピアノから始まるイントロは
じわじわと復活し、力がみなぎってきている
アンダインの様子を感じ取れますが、
激しいリズムに加わるメロディは
悲壮感に満ちており、力を振り絞り、
命を削りながら立ち向かってきている様に感じる
切ない一曲です。
Hopes and Dreams (夢と希望)
SAVE the World
Undertale Ost: 087 - Hopes and Dreams
Undertale Ost: 089 - SAVE the World
Pルートのボス、アズリエルとの戦闘で流れます。
一曲目(Hopes and Dreams)は前半戦
二曲目(SAVE the World)は後半戦
ちなみに途中で(Burn in Despair)が流れます。
Hopes and Dreams
バイオリンの静かながらも荘厳で響くイントロから
一気にギターとドラムで盛り上げていきます。
力が湧いてくるようなメロディを
緩急をつけながらもバシッと聞かせてきます。
SAVE the World
一曲目のテンションとメロディを
引き継いだまま大サビに突入していきます。
冒険を最高潮に盛り上げ、
終焉に向けて締めていく、
一曲一曲素晴らしいですが、
二曲合わせると、
なおのこと鳥肌ものの素晴らしい曲です。
あとがき
今回は
「UNDERTALE」で
使用される楽曲の一部を
紹介しました。
音楽はまだまだアレンジが広がっており、
楽しみは尽きません。
まだまだ注目の作品です。
また、ストーリーが秀逸で面白く、
何度プレイしても飽きが来ません。
難易度も絶妙で、Pルートまでは
ゲームが得意でなくとも楽しめます。
が、Gルートは難しく、
私はクリアできなかった
少し悲しい思い出が残っています(笑)
以上、最後まで読んで頂き、
誠にありがとうございました。
↓過去記事
ゲーム使用楽曲名
DISC 1 (1/2)
01. Once Upon a Time （むかしむかし…）
02. Start Menu （スタートメニュー）
03. Your Best Friend （キミの親友）
04. Fallen Down （おちてきた子）
05. Ruins （いせき）
06. Uwa!! So Temperate♫ （おだやかだワン！♫）
07. Anticipation （緊迫のとき）
08. Unnecessary Tension （重要任務…？）
09. Enemy Approaching （ENEMY APPROACHING!）
10. Ghost Fight （ゴースト・ファイト）
11. Determination （ケツイ）
12. Home （ホーム）
13. Home (Music Box) （ホーム（オルゴール））
14. Heartache （心の痛み）
15. sans. （サンズ）
16. Nyeh Heh Heh! （ニャハハ！）
17. Snowy （雪景色）
18. Uwa!! So Holiday♫ （ホリデーシーズンだワン！♫）
19. Dogbass （ドッグベース）
20. Mysterious Place （謎めいた場所）
21. Dogsong （ドッグソング）
22. Snowdin Town （スノーフルのまち）
23. Shop （いらっしゃいませ）
24. Bonetrousle （Bonetrousle）
25. Dating Start! （DATE START! ）
26. Dating Tense! （DATE DANGER!）
27. Dating Fight! （DATE FIGHT!）
28. Premonition （もしかして…）
29. Danger Mystery （キケンのナゾ）
30. Undyne （アンダイン）
31. Waterfall （ウォーターフェル）
32. Run! （逃げろ！）
33. Quiet Water （やすらぎの水辺）
34. Memory （思い出）
35. Bird That Carries You Over A Disproportionately Small Gap
（びっくりするほど近い距離を飛んで渡らせてくれる鳥）
36. Dummy! （怒りのマネキン！）
37. Pathetic House （みすぼらしい家）
38. Spooktune （ブルブルチューン）
39. Spookwave （ブルブルウェーブ）
40. Ghouliday （グロすマスソング）
41. Chill （まったり）
42. Thundersnail （サンダースネイル）
43. Temmie Village （手ミーむら！）
44. Tem Shop （手ミーみせ！）
45. NGAHHH!! （ぬあああああ！）
46. Spear of Justice （正義の槍）
48. Alphys （アルフィー）
49. It's Showtime! （イッツ・ショータイム！）
50. Metal Crusher （メタル・クラッシャー）
51. Another Medium （Another Medium）
52. Uwa!! So HEATS!!♫ （あついワン！♫）
53. Stronger Monsters （強敵たち）
54. Hotel （ホテル）
55. Can You Really Call This A Hotel, I Didn't Receive A Mint On My Pillow Or Anything
（枕の上にミントチョコレートも置いていない宿泊施設をホテルと呼んでよいものだろうか）
56. Confession （告白）
57. Live Report （現場から中継です）
58. Death Report （絶対絶命レポート）
59. Spider Dance （スパイダーダンス）
60. Wrong Enemy !? （おかしな敵）
61. Oh! One True Love （ああ！運命の人よ！）
62. Oh! Dungeon （ああ！とらわれの恋人よ！）
63. It's Raining Somewhere Else （今日もどこかで雨が降る）
64. CORE Approach （コアへの接近）
DISC 2 (2/2)
01. CORE （コア）
02. Last Episode! （最終回！）
03. Oh My... （なんとッ！）
04. Death by Glamour （華麗なる死闘）
05. For the Fans （愛するファンのみんなへ）
06. Long Elevator （長～いエレベーター）
07. Undertale （UNDERTALE）
08. Song That Might Play When You Fight Sans
（サンズとのバトルで流れるかもしれない曲 （未使用曲））
09. The Choice（決断のとき）
10. Small Shock （小さな衝撃）
11. Barrier （バリア）
12. Bergentrückung （Bergentrückung）
13. ASGORE （アズゴア）
14. You Idiot （バカだね）
15. Your Best Nightmare （最高の悪夢）
16. Finale （フィナーレ）
17. An Ending （ひとつのエンディング）
18. She's Playing Piano （彼女がピアノを弾いている）
19. Here We Are （真実）
20. Amalgam （アマルガム）
21. Fallen Down (Reprise) （おちてきた子（リプライズ））
22. Don't Give Up （あきらめないで）
23. Hopes and Dreams （夢と希望）
24. Burn in Despair （燃え尽きろ！）
25. SAVE the World （SAVE the World）
26. His Theme （彼のテーマ）
27. Final Power （最後の力 ）
28. Reunited （再会）
29. Menu (Full) （スタートメニュー（Full Ver.））
30. Respite （自由）
31. Bring It In, Guys! （全員、集合！）
32. Last Goodbye （これでホントにサヨナラ）
33. But the Earth Refused to Die （BUT THE EARTH REFUSED TO DIE）
34. Battle Against a True Hero （本物のヒーローとの戦い）
35. Power of "NEO" （"NEO"の力）
36. MEGALOVANIA （MEGALOVANIA）
37. Good Night （おやすみなさい）
