パンダのよりみち

~ 夫婦で過ごす人生アレコレ ~

【自由研究にも】虹色に輝くビスマス結晶作り

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こんにちは。日パンダです。

 

まずはこちら↓をご覧ください。

石華工匠 ビスマス人工結晶 (大)
 

 

なんてきれいな結晶でしょうか。

ビスマスという金属を

用いた結晶ですが、

エジプトのピラミッドや思い出す、

見事な模様です。

 

今回は、このきれいな結晶を

自作してみたので、

この結晶を作ってみたい方、

自由研究の為に作ってみたい方は

読んで試してみてください。

 

 

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結論:ただ、ただ、楽しい


作ってみたかった理由は、

何かのメディアに

ビスマス結晶が載っており、

 

こんな不思議な形、色を

どうやって作りだしたのかと

興味がわきました。

 

 

さらに、結晶を販売している

石華工匠さんの紹介文に

同じものは

 2つとしてありません。

という心くすぐられる

言葉にも魅せられ、

自作してみたくなりました。

 

しかも調べてみると、

作り方はすごく簡単で、

 

「固体チップを溶かす → 

 ゆっくり冷やす = 完成!!」

 

わずかこれだけのことで出来るので、

とても楽しく遊べました。

 

それでは作り方の

詳細を書いていきます。

 

 

ビスマス結晶とは

 

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結晶と記載しているので

ダイヤモンド等の鉱物と

考えるかもしれませんが、

ビスマスは金属になります。

 

しかし、金属でありながら融点

(固体→液体になる温度)が

270℃程度と低く、

(鉄1500℃、銀や銅1000℃)

この性質を利用して家庭で

結晶を作ることができます。

 

きれいな虹色はビスマスを加熱すると

金属と空気中の酸素が結合し、

酸化物の膜ができます。

 

冷却時に、その膜が様々な厚みで

結晶表面に存在し、

光が干渉することによって

虹色に輝きます。

 

 

②用意するもの・手順

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↑用意するもの全体

 

用意するもの

原料: ・99.99%純度のビスマス

      写真で1kg

 

容器: ・ステンレス製

     口が広いもの

 

道具: ・焼き肉用の網×2枚 

      ↑容器乗せる用、

     1枚だと熱した際の

     強度が心配

    ・結晶を取り出すトング

 

加熱器:・ガスバーナー

      or電気コンロ


    (私はガスコンロで

     やってしまったが、

     ガスコンロはボンベ上に

     液体がこぼれると

    危険なので、避けた方が

    いいとのこと。)

 

保護具:・革の手袋

     (加熱時は液体なので

      軍手は不可!)

    ・ゴーグル

  

手順は最初のほうでも

書きましたが、

 

「固体チップを火で溶かす

 →ゆっくり冷やす = 完成!」

 

となります。

 

 

細かく書くと、

 

1. 原料を容器に入れて加熱する

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2. 液体になったら

 火を止めて冷却させる

 

3. 途中、固まりきる前に

 トングを液体につけて

 ゆっくり引き上げる

    (引き上げなくても

  容器内には結晶ができている)

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以上の手順で作ることができます。

 

 

③この検証における注意点

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素手で作業しない
近くに大事なものを置かない
ふざけない

 

上記は火を使う検証なので

当たり前のことですが、

念のため記載します。

 

 

特に熱湯よりもはるかに

高温の液体ですので、

容器をひっくり返したり、

落とした場合、

 

液体が周囲に飛び散る上に

プラスチック上ですと

溶けてしまうので

十分に注意をお願いします。

 


まとめ&変化したこと

 

作るだけならば

とても簡単に作れ、

楽しく遊べました。

 

ただ、

今回は石華工匠さんのような

きれいで大きい結晶は

できませんでした。

 

わずかな条件の違いで

形も色も変わってくるので、

いつか大きな結晶を

作ってみたいと思います。

 

小さくても

アクセサリーなどに使えるので、

読んだ頂いた方も

是非チャレンジしてみてください。

 

以上、最後まで読んで頂き、

誠にありがとうございました。