【痛風予防】尿酸値を下げるためにすべきこと、始めやすい順に対策4選
こんにちは。日パンダです。
健康診断の結果を見ると
なんだか尿酸値が上がってて
基準値の7.0 mg/dLも超えちゃった。
このまま上がり続けると
痛風になるから尿酸値を下げるように。
と診断結果に書かれていたなぁ。
痛風はめちゃくちゃ痛いらしいし、
気を付けたいな。
とはいえ、
尿酸値を下げるって
何に気を付けるの?
何から始めればいいの?
と調べている方に、
痛風患者である私が、
医者から指導されたことを紹介します。
尿酸値を下げるためにすべきこと、始めやすい順に対策4選
そもそも尿酸値と痛風の関係とは
尿酸は体が新陳代謝をする間に
生まれる老廃物であり、
普段は尿の一部として排泄されます。
体内にある尿酸の量を測定するために、
血液中にある尿酸の濃度を示す値として
尿酸値と呼び、7.0 mg/dL以下を
正常値として定められています。
そして、尿酸値が7.0 mg/dL以下程度ですと、
血液に尿酸が溶け込んでおり、
そのうちに尿として排泄されていくのですが、
7.0 mg/dLを超えてくると排泄しきれずに
だんだんと尿酸が体内で結晶化していき、
画像のような針の結晶になります。
↑尿酸の結晶 (信州健康の森、まんまる広場 ホームページより引用)
この結晶が関節などにたまって
激しい痛みや腫れる
「痛風」を引き起こします。
もう結晶から痛そうですよね。
実際とても痛いのですが。
まだまだ、痛風だけではありません。
尿酸値が高いまま放置すると、
痛風の他に、
透析治療を必要とする腎障害や
血尿を引き起こす尿路結石などの
色々な病気を引き起こす
危険性もあります。
尿酸値が高いまま放置して
辛かった私の痛風体験記もありますので、
よろしければお読みください。
尿酸値が上がる原因は
尿酸値が上がっていく
原因は様々ですが、
代表的なものとして、
①「水分不足」
②「アルコール」
③「プリン体を多く含む食事」
④「肥満」
といったものが挙げられます。
①「水分不足」
上記で散々書きましたが、
体外への排泄が重要なので、
水分不足で排泄できなければ
尿酸値は上がります。
②「アルコール」
特に気を付けたいのは
「ビール」になります。
ビールの原料になる
ホップ(大麦の麦芽)に
プリン体が多く含まれているからです。
他にも、アルコールを分解すると
乳酸が増加しますが、
その乳酸も尿から排泄されるので、
尿酸を排泄する割合が減ってしまいます。
③「プリン体を多く含む食事」
プリン体とはあらゆる細胞の中にある
遺伝子の原材料の一つであり、
どんな食材にも一定量含まれています。
最終的に生成されるのが尿酸になります。
そのため、プリン体を多く含む食事をとることは
尿酸をたくさん生成する可能性が高まるのです。
そんなプリン体を多く含む食事は、
レバーなどのモツ類、
青魚の干物、
エビやカニ、貝類に多く含まれます。
↓ 「Minds ガイドライン ライブラリ」ホームページより
④「肥満」
肥満は万病のもとであり、
尿酸値の増加にも影響があります。
内臓脂肪が蓄積されると
尿酸生成が促進されたり、
腎臓の機能が低下し、
尿酸の排泄量が
減ってしまうことが原因だそうです。
尿酸値を下げるには:始めやすい対策順
これまでの話を踏まえて、
痛風やほかの病気にならないようにするには、
尿酸値を上げないこと、
つまり、基準値以下に
尿酸値を下げておくことが
重要であることが分かりました。
ここでは、尿酸値を下げるための対策を、
取り組みやすい順番に記載していきます。
①「水分不足」
一日2L以上を目安に水分を摂取しましょう。
牛乳それも「低脂肪牛乳」が良いそうです。
もちろんジュースは水分摂取という
意味では良いのですが、
砂糖が見た目以上に
含まれており、
肥満につながるので厳禁です。
②「アルコールを控える・蒸留酒にする」
アルコールを控えるのが一番ですが、
お酒が好きな方や
飲みの付き合いがある方は
控えるのは難しいですよね。
その場合は、ビールの代わりに
ウイスキーや焼酎を選ぶと
プリン体を控えることができるので
対策には効果的です。
③「プリン体の少ない食生活への改善」
レバーなどのモツ類、
青魚の干物、
エビやカニ、貝類
上記を控える必要がありますが、
大事なことは量を食べなければいいので、
好きな食材がある場合は
少量を味を確かめる程度には
食べればいいと思います。
逆に神経質になりすぎて、
絶対食べないように
自分に厳しくしようとすると
いったんは尿酸値が下がった後、
リバウンドのように
食材を食べてしまうかもしれません。
そうならないように
気を付ける程度にしましょう。
④「肥満解消」
肥満の方はほとんどが、
糖質の取りすぎです。
そのため、糖質オフ(0ではなく、減らすだけ)に
するだけでも大分痩せて、
肥満解消につながるはずです。
私の場合は食事の量は減らしたくなかったので、
白ご飯に玄米を混ぜたり、
おかゆにして水分を増やすことで
白ご飯分を減らしたり、
うどんの代わりにそば
といった、低GIダイエットだけでも
かなり痩せました。
もちろん、痛風が発症していなくて、
運動ができる方は有酸素運動も
取り入れるべきです。
まとめ
今回は、
痛風予防に向けて、
尿酸値を下げるために気を付けること、
始めることを紹介しました。
痛風は尿酸値が低ければ、
突然発症するような病気ではありません。
日々できることを
積み重ねることで
確実に予防できます。
すぐできることから取り組んで、
痛風とは無縁の
幸せな人生を歩みましょう。
放置はたいへんですよ。
以上、最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
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